「おやこ教室NEWS」2020年8月 No.336

暑中お見舞い申し上げます

今年は例年に比べ、しっかりと雨続きの梅雨を迎えています。公園に向かう道のりには大きなヒマワリが咲き始めているものの、もっと太陽の光を浴びたい!と言っているかのように頭を下げています。外遊びが好きな子にとっても晴れの日が待ち遠しいですね。今年も猛暑日が続くと言われています。もうすぐやってくる夏の暑さに負けないよう、しっかり食べてしっかり休み、体調を整えておきましょう。

6月の最終週より、各教室ともクラスを通常に戻し保育を行っています。とは言っても母子分離のクラスは密を避けられないお昼寝はしばらく中止とし、食後も遊んでお迎えを待つという流れになっています。昨年度から通っている子の中には「あれ?お昼寝しないの?」「また遊んでいいの?」と少々戸惑う様子もありましたが、くり返すことで少しずつ流れが身についてきているようです。

第3親子教室の母子クラス、りすグループも集団での保育が始まりました。個別で来始めた頃はおもちゃが物珍しくニコニコと過ごしていたAくん。回数を重ね人数も増え、(あれ?ぼくの思ってたのとちがう…)と玄関で泣き出すようになりました。お母さんがおもちゃで誘ってもなかなか切り替えられず、公園に出てやっと泣き止む、そんな日が続いていました。お母さんも(どうすればいいかな…)と悩みつつ、他のお母さんたちの「大丈夫、うちもそうだったから」「泣いてても平気よ、気にしないで」と優しく見守ってくれる姿に励まされたことと思います。休まず通い、毎回少しずつ泣き止むのが早くなりました。今では朝の会の前の自由遊びの時間にはすっかり笑顔で遊んでいます。そんなAくんを見て「泣き止むの早くなったね」と声をかけてくれるお母さんたち。母子クラスの、毎回顔を合わせている仲間だからこその空気に、胸がじんわり温かくなりました。

今年は感染症予防で密を防ぐため、保護者会も茶話会も中止となる中、役員のお母さんたちが母子クラスを回って保護者会についての話をしてくださっています。皆で集まることは難しくても、先輩お母さんや同じクラスのお母さんと顔見知りになり、ぜひ繋がりを深めてほしいと願っています。

親子教室ももうすぐ夏休みに入ります。ケガや病気、熱中症などに気を付けて、元気にお過ごしください。                               (H)