「おやこ教室NEWS」2017年5月

 道を彩る花が桜からツツジへと変わり、季節の変化を告げています。公園のアリたちもせっせと働き始めました。外で過ごすのが気持ちいい気候になりましたね。

 新年度が始まり、新しい環境で過ごし始めて1か月が経とうとしています。どの子も新しい部屋やお友だち、保育者、色々な変化に戸惑いながらも毎日を一生懸命に過ごしています。お母さんと離れたくない…お昼寝したくない…と不安な思いを伝える子もいますが、部屋では好きなおもちゃを見つけ公園ではたくさん走り、楽しく過ごしている様子を見ていると、「おはよう!!」と元気いっぱいの笑顔で登室してくるのももうすぐかな?と感じます。慣れない環境で頑張っている子どもたちに寄り添いながら、教室が楽しく安心して過ごせる場になるように、そしてお母さん方にとっても、安心して子どもを通わせられる場所になれるよう、「親子教室らしさ」を大切に、全職員で丁寧に保育に取り組んでいきたいと思っています。

 好きな遊びが見つかると、お友だちとの関わりも増えていきます。「あのおもちゃ、たのしそうだな」「ぼく(わたし)もやりたいな」そう思っていてもうまく気持ちを伝えられない時もありますが、保育者がそばで見守り、間に入りながら「貸して」「入れて」などのやりとりを経験し、人との関わりの中で気持ちが伝わる嬉しさ、お友達と一緒に遊ぶ楽しさなど、気持ちの成長も大切に見守っていきたいと思っています。

 4月27日と28日に保護者会総会が開かれました。乳幼児親子教室・第2乳幼児親子教室・第3親子教室うみべの3事業所合わせての保護者会のため、初めて顔を合わせる方もいらっしゃったと思います。親子教室では保護者会・バザー係・パン係・広報係…と、お母さん方には色々な係に分かれて教室の運営に協力していただいています。教室が違ったりクラスが違ったり、子どもの年齢も登室日も違うたくさんの保護者の方がいます。普段関わりが少なくても、係の仕事を通してお母さん方の横と縦のつながりが持てる大切な時間です。新しく通い始めたお母さんにも気さくに話しかけてくださる先輩お母さんがいます。悩みを相談すると「うちもそうだったわよ」「こうしてみたらどう?」と励ましてくれるお母さんがいます。係の仕事が大変に思えることもあるかもしれませんが、保護者会の活動を通して何でも話せる仲間を作り、一緒に親子教室を支えていただけると嬉しいです。今年度もご協力よろしくお願いいたします。       (H)