卒室おめでとうございますー希望を胸に着実な一歩をー
この3年間新型コロナ禍のなか、保護者の方、親子教室の先生方が協力し合い、創意工夫を発揮して 、子どもたちが元気いっぱい活動でき、発達、成長できたことを喜びたいと思います。
小学生になるということは、自分で判断し、決定して行動することになります。それは「新しい自分」に成長・脱皮していく節目です。
節目の時期だからこそ、家庭ではさまざまな「不安と戸惑い」の行動が起きるかもしれません。それを成長過程の糧として、乗り越えていってほしいと思います。
そして、学校に入学すれば、子どもたちの生活環境、生活のリズムが大きく変わります。その時は焦らず、一緒に考え、励ましてください。子どもに保護者の気持ちが伝わって、必ず保護者の期待に応えてくれるものです。
家庭こそがいちばん安心して、自己主張(わがまま)ができる居場所であり、「いろいろな悩みや緊張感」を癒やしてくれるのは、家族との関わりです。子どもと共に家族みんなが成長していってほしいと思います。
親子教室で学んだことは、必ず子どもの心の中に成長の「大きな種」として育まれています。卒室が「新しい自分」を創りだしていく一歩になることを願っています。
通室しているみなさんへー友だちをいっぱいつくろうー
このお便りが届く頃には、桜吹雪が舞い散っていることでしょう。4月は、希望あふれるスタートの時期です。友だちをつくるためにはいっぱい遊ぶことが大切です。走ったり、遊具で遊んだり、ある時は、おもちゃを取り合ってことがあるかもしれません。遊びを通して活動意欲が育ってくると、子ども同士の関わりが多くなり、自然と友だち関係もつくられていきます。成長とともに、自己主張も強くなるだけでなく、折り合うということも学んでいきます。それが、ほんとのコミュニュケーションだと思います。
また、親子教室の良き伝統でもある保護者同士の話し合いや学び会い、学習会も昨年度よりはできそうです。保護者同士の繋がり、助け合いを大切にして、親子教室を創っていってほしいと思っています。よろしくお願いします。 (理事長)