「おやこ教室NEWS」2024年9月

 暑くて長い夏は、9月に入ってもなかなか終わりを見せません。保護者の方々にとっては猛暑の中の送迎ありがとうございました。

 最近は、線状降水帯の発生も多く、不安定な日が多いですね。台風は海水の温度が高いと発生しやすいとのことで、太平洋高気圧の張り出し具合で、日本への影響も多いようです。また南海トラフト地震も心配されます。ハザードマップの確認や家族の連絡先、生活必需品等、災害時の避難対策は日頃からしっかり行っていきたいですね。

 2学期が始まり、第2乳幼児親子教室では、8月は夏休み中の兄弟の参加もあり、賑わいを見せていました。一緒に遊んでもらったり側に座ったりしていつもと違う憧れの表情を見せていたのが印象的でした。

 ぶどう組の2歳児クラスは、5月から少しずつ分離を始めています。始めは泣いてしまっていた子も経験を重ねていく内に自分から「バイバイ」とお父さんや、お母さんに手を振って遊び始め、余裕の表情を見せてくれるようになりました。まだまだみんな、自分の遊び方が中心ですが、おもちゃの貸し借り等を通して目線がおもちゃの向こうのお友達に行くようになってきました。「一緒に遊びたいけど、どうやったらいいのかな?」といろいろ模索中です。8月までは、食事の時間は親も一緒でしたが、9月からはいよいよ食事も保育者と食べ、最後まで(12時20分)保育者と一緒に過ごします。「先生見てて」「自分でできたよ」と本来持っている力を、いっぱい引き出せたらいいなと思っています。

 子ども達の大好きな絵本の一つに「だるまさんシリーズ」があります。みんながめくりながらその動きに合わせて体を動かしてまねっこを楽しんでいます。絵本はもうボロボロですが・・・。 作者の、かがくいひろしさんは特別支援学校の教員を28年間していらっしゃったそうです。障がい児教育の現場での実践と思いが、子ども達の興味の方向をしっかりとらえていて、子どもたちにとって、ドンピシャな表現になっているからなのでしょうね。9月14日から11月4日まで、ちょっと遠いですが八王子市夢美術館で「日本中の子どもたちを笑顔にした絵本作家 かがくいひろしの世界展」が開催されるそうです。私もその世界を感じてこようかな と思っています。

 さて今年もおやこまつりを10月26日(土)に住吉1丁目公園で開催します。昨年同様ゲームコーナーは、チケット制にします。めろん組さん(小学校高学年)は、チケットの絵柄を考えてくれて作りました。6年生は、今年も売り場に出てくれます。ゆき組さんは紹介パネルを作ります。ゆり組さんは、ボーリング きりん組さんは缶積みをおこないます。今年も小学生の活躍を楽しみにしてくださいね。