「おやこ教室NEWS」2025年1月

昨年4月、三つの親子教室は乳幼児親子教室の移転を機に社会福祉法人のびのび福祉会に加わり、新たな一歩を踏み出しました。建物の改装に当たっては、多くの方々のご支援、ご厚意を戴き、新しい教室で療育を始めることができました。11月には「特定非営利活動法人子育て支援おやこ」の旧役員が集まり、解散報告会と前年度の総括を行いました。大髙前理事長からは、親子教室が開所の時から掲げている『遊びと生活』を大切に、引き続き子ども達との日々の実践を積み重ねていって欲しいとお話がありました。

11月に保護者の会主催で行われた、深川保健相談所の栄養士さんによる食育の勉強会では、何をどう食べさせるかより、生活リズムが一番大事というお話しでした。よく遊びよく食べよく眠りよく出す、やはり日々の規則正しい『生活』が大切ですね。楽しい雰囲気が大事で頑張すぎなくても大丈夫というお話もあり、「肩の力がぬけました」と言っていた保護者もいらっしゃいました。1月30日(木)にも保護者の会主催で卒業生の保護者のお話を聞く勉強会を予定しています。

毎年恒例の年長さんの保護者のお話も予定しています。悩んでいるのは一人だけではないです。共に悩み共に学び一緒に子育てをしていきましょう。ぜひご参加ください。

4月から乳幼児親子教室で保育所等訪問支援事業が始まり、保護者の申請により保育園や幼稚園を訪問させていただいています。どのような環境や関わり方なら、子ども達がより楽しく過ごしやすくなるのか、園の先生方と話し合い、教室での様子や関わり方もお話して、共有してきました。訪問させていただくことで私達も学ぶことが多いです。環境によって子ども達の見せる顔も変わってきます。運動会や発表会の前の練習では、楽しそうに張り切って踊っている子、必死で動作を覚えついていこうとしている子、先生の個別の介助があり参加している子と様々でしたが、大きな集団の中でどの子もとても頑張っていました。その分、親子教室では小集団の中で、ほっとできる場であること、丁寧に、焦らず、子どもの気持ちに寄り添いながら療育をしていきたいと思いました。

新たな年は命や人権が大切にされる年でありますように。本年もよろしくお願い申し上げます。

勝手ながら本年より「おやこ教室NEWS1月号」を年賀状に替えさせて戴くことにさせていただきます。(A)