「おやこ教室NEWS」2019年12月

朝晩の冷え込みに冬の到来を肌で感じるようになってきました。早いものでカレンダーも残り1枚になってしまいましたね。

11月は秋晴れが続き、子ども達は公園で元気いっぱい遊べる日が多くありました。春頃は走って逃げて行く子をお母さんが追いかけたり、手を繋がれて歩くことが嫌で座り込んでしまう子も多かった母子クラスの子ども達ですが、最近はお母さんと手を繋いで、落ち葉を拾ったり、花を指さしながら歩く事を楽しむ姿が見られるようになりました。抱っこで参加していた外遊びも、トコトコと歩いたり、お母さんと一緒にブランコやすべり台を楽しめるようになりました。体力や運動能力がついてきたことは勿論ですが、日々の積み重ねにより見通しがもてるようになったこと、少しずつ相手を受け入れられるようになった成長の姿です。「最近、一人で並べていたミニカーに触っても怒らなくなりました」「嫌がっていた帽子をかぶれるようになりました」「かしてと手を合わせるようになりました」と報告がありました。些細な変化ではありますが、これも自分中心の世界、嫌なものは嫌だった世界から、子どもなりの葛藤を乗り越え他者を受け入れるようになり、少しずつ自分のルールから社会のルールを身につけていこうとしている大きな成長の姿ですね。

11月2日のおやこまつりは久しぶりに秋晴れの下で行うことができ、教室の子ども達や卒室した子ども達もたくさん参加して楽しい時間を過ごしました。朝、職員が集まる前に猿江一丁目町会の皆さんがテーブルを公園まで運んで下さいました。朝日信用金庫さんからは今年もお菓子をたくさんいただきました。地域の皆さんの支えの中で教室が運営出来ていることを感じました。お手伝いして下さった保護者やボランティアの皆さん、バザー品を提供して下さった皆さん、ありがとうございました。

12月は『みんなで一緒に遊ぼう会 (クリスマス会)』を各教室ごとに行います。ご家族の皆さん、一緒に楽しいひとときを過ごしましょう。

また、今年の『区民の集い』は、12月14日(土)、防災について学び合います。大きな地震や台風の危険から命を守るにはどうしたらよいのか、行政に何を要望したらよいのか、一緒に考えていきましょう。

                             (A)