「おやこ教室NEWS」2019年9月

 キラキラ光る陽射しの中を心地よい風が吹き抜けていくのを感じると、季節が変わりゆく気配を感じます。日が暮れるのも少しずつ早くなってきましたね。そろそろ夏の疲れが出やすくなってくる頃です。子どもだけでなく大人もしっかり休息をとりながら体調管理を行なっていきましょう。

 休み明け、学齢クラスのきりんグループでは、夏休みに一番楽しかったことを発表してもらいました。「お弁当を持って海に行った」「旅行に行った」など思い出しながら発表すると、聞いている子たちは「ぼくも海行ったよ」「車で行ったの?」と質問。自分の体験と比べながら和気あいあいと話しあっていました。相手の話を聞く・相手に伝える・共感するなど、他愛もないやりとりの中で経験している様子がうかがえ、温かい気持ちになりました。

 1~2歳児の母子クラスでも少しずつ相手を意識してきていることを感じます。自分の好きなもので黙々と遊んでいた姿から、お友だちを目で追ったり同じものを持ったりと、子どもたちの姿が変わってきました。そこからは(たのしそうだな)(いっしょにやりたいな)という気持ちが伝わってくるので、「入れて、だね」「一緒にやろう」などと声をかけながら間を取り持っています。1人で遊ぶのも楽しいけど、お友達と一緒も楽しいなと感じ、遊びが広がっていくといいですね。

 夏休み前の3施設合同の職員会議では、歯科医の小川仲子先生から摂食嚥下指導についてお話しをしていただきました。食べ物の取り込み方や舌の動き、食具や食器の選択や姿勢はもちろん、楽しく・食べたくなるような雰囲気作りも大切であるというお話しもあり、日々の保育を確認しながら学びを深める貴重な時間となりました。

 さて9月はバスハイク・父親交流会、11月にはおやこまつりなど2学期は大きな行事がたくさんあります。バスハイクは3施設合同で大型バスに乗って千葉市動物公園へ行きます。普段なかなか交流することの少ない3施設が一緒に集う貴重なイベントですので、ぜひ皆さんでご参加いただき、子どもたちと思い出を作れたらと思っています。たくさんのご参加お待ちしています。               (H)