今年は、桜の開花も早く、あっという間にお花見シーズンを迎えています。つぼみが膨らみ、あちらこちらに風に小さく揺れる可愛いピンクの花を見つけるたびに、ワクワクして顔もほころびます。
3月末それぞれの教室、クラスで修了式が行われました。一人一人に修了証を手渡し、一年間元気に教室に通い成長したことをみんなでお祝いしました。乳幼児親子教室の修了式では、年長の子ども達が、朝の会で楽しんできた歌付きの「大きなかぶ」を、みんなの前で披露しました。役名はなく、本人登場です。♪かぶを ひっぱる ○○君 よーいしょよいしょ よーいしょ おおきなかぶはー ・・・・♪ 名前を呼ばれ次々に繋がり、時々大人も加わりながらでしたが、なんとか抜くことが出来、大成功!?でした。
修了式後の茶話会では、保護者、職員合わせて40名程が集いました。親子教室との出会いから、障害を受け止めるまでの葛藤、振り返りながら涙あり、そして笑いありでした。お互いの話を聞きながら「わかるわかる」「うちもそうだったよ」・・・ ここだから言える事に、親子教室らしいあたたかい会となりました。ひとりぼっちじゃない同じ思いのたくましくなったお母さん方の素敵な笑顔で満ち溢れていました。
毎年福祉に対する厳しい状況は続いていますが、親子教室が大事にしている、遊びと生活の中で子ども達が豊かに育ち合い、お母さんたちが元気になれる場所をめざし、これからも子どもを真ん中に協力していきながら励んでいけたらいいなと思っています。
心理の先生から、「自分一人でこの状況を何とかしようとか、人に弱さを見せないように頑張ることはだめですよ」とよく言われます。自分の気持ちを素直に出せる場に親子教室はなっているのか私たち職員も振り返りながら2019年度も皆様のご指導ご支援をどうぞよろしくお願い申上げます。
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