「おやこ教室NEWS」2018年6月

 紫陽花が色付き始め、梅雨の時期になってきたなと感じています。

 2018年度が始まって、2か月過ぎましたが、子どもたちも新しい環境になれ、自分らしさを発揮してきています。相談支援事業を始めてから5年目になり、前田ビルの3階で下から聴こえる子供たちの声を聞きながら、元気の良い声や楽しそうな声に元気をもらい、泣き声が聞こえると「どうしたのかな?」と案じながらパソコンの前に座っています。

 面談でお話を聞きながらお母さんお父さんたちが、必死に子育てされていて、わが子のより良い成長を期待されていることがひしひしと伝わってきます。お話の中から学ぶことが多く、前回心配されていたことが、こんな工夫で良くなったというお話を聞くことがあり、毎日の生活の中で子どもと向き合い、努力されていることが分かります。お子さんの成長と共にたくましくなられていることも感じます。   

2018年度は報酬改定があり、特に放課後等デイサービスは「一律の単価設定となっている基本報酬を、利用者の状態像を勘案した指標を設定して報酬区分を設定する」となり区分1と2に分けられました。子育て支援おやこは3事業所とも区分2になり減算になる予定で、これからの対策が必要になると話し合っています。

 厚生労働省から放課後等デイサービス・児童発達支援のガイドラインが示されホームページ等で公表することになっています。放課後等デイサービスはすでに掲載し、児童発達支援も6月中にはUPする予定です。保護者の皆様のご意見を聞き、これからの療育に生かせるようにしていきます。

 2017年度の各教室のまとめを理事会で報告しました。親子教室が大切にしてきたことを引き継ぎながら、今いる子供たちの状態に合わせて、創意工夫してきたことや、職員間の連携、行事への取り組み方等、安全に配慮しながら、子どもが子どもらしく楽しく過ごし、保護者の子育てへの援助を行ってきた報告がありました。

 6月1日のNPO総会で会員の皆様に報告しますので、ぜひ皆さん出席され、意見を出し合っていただけることを願っています。           (N)