日中は残暑が厳しく暑い日が続いていますが、朝晩は少しずつ涼しくなり、鈴虫など秋の虫の音も聞かれるようになりました。1日の寒暖差で体調を崩しやすい時期なので、子ども達はもちろんですが、大人も溜まっていた夏の疲れが出ないように気を付けたいですね。
夏の水遊びも一段落して、公園遊びにはちょうど良い気候になりました。子ども達は元気いっぱいに好きな遊びを楽しんでいます。「一緒に遊ぼう!」と友達に声を掛け、砂場でケーキを作って振舞っていたり、植え込みの方へ目を向けると、ダンゴ虫やセミの抜け殻を真剣な眼差しで見つけ、少し怖がりながらも触ってみる子達がいるなど興味のあることを通して友達と一緒に関わる姿が見られています。
さて、10月21日(土)に今年度で13回目を迎えますおやこまつりを開催いたします。年度初めより、バザー係のお母さん達を中心に手作りおもちゃなどの手作り品の製作をはじめ、準備を進めています。年に1度、乳幼児親子教室、第2乳幼児親子教室、第3親子教室うみべの3施設が集い交流を深める場で、卒室した方々にとっても久々の再会を懐かしむ大切な機会となります。また、地域の方々に向けて子育て支援おやこの活動を知って頂く大切な機会になりますので、保護者と職員が協力しながらより良いおまつりにしていきます。宜しくお願い致します。
9月5日(火)に中川先生による勉強会「私の子育て」に参加しました。そのお話の中で、子育てはうまくいかないことも多いけれど、子育てに関わる大人として「その子にどんな子どもになって欲しいか考え育てていく」ことや「育ちの根っこを育てる」=その子がやってみたいと思うこと、楽しいと思える経験をたくさんさせてあげることが大切だと話されていました。普段の忙しい生活の中でなかなか意識することは難しいかもしれませんが、何か楽しいことをやっている時の子ども達の表情はキラキラと輝いていて、少しずつでも成長していきます。子ども達の気持ちに寄り添いながら「やってみたいと思う気持ちを育てる保育」をこれからも心がけたいと改めて考えることのできた良い機会になりました。 (S)