「おやこ教室NEWS」2021年6月 No.346

 毎日ジメジメと暑い日が続きじわりじわりと体力を奪われている気がします。皆さん休める時にはしっかりと身体を休めて、自分の身体をいたわりましょうね。免疫力UPです!!食べ物も傷みやすくなってきますので注意していきましょう。在室のみなさん、大変とは思いますがお弁当は朝作って下さるようお願い致します。

 あっという間に5月も終わり、新年度が始まってから2か月が経とうとしています。第2や第3の母子クラスもずいぶん仲間が増え、賑やかになってきました。新型コロナウイル感染者の人数に一喜一憂する毎日ですが、世間の様子を考えると感染者も出ずに毎日変わらない日常を送れることを幸せに思います。コロナとは無縁に見える元気な子ども達の姿には、今やっていることを確実に続けていけばきっとこの苦境を乗り越えられるだろうという気持ちにさせてもらい、勇気をもらっています。皆さん親子教室では楽しく過ごして下さいね!  さて、母子分離クラスでは毎朝お母さんとの別れの時間に様々な様子が見られます。まだ泣いてしまう、お母さんを振らずおもちゃに夢中、大好きな保育者に入り口まで迎えに来てほしいと待っている、元気にお母さんにバイバイするなどなど・・・お母さん方も我が子の様子に嬉しかったりガッカリしたり心配したり、様々な思いを抱いていることと思います。ですが、部屋に入ってしまえば子ども達は、コロッと気持ちを切り替え遊び始めていますのでご安心くださいね。大好きで頼れるお母さんやお父さんと別れ“しょうがない、よしっ!”と、みんな頑張っています。日中の活動の中でも片付け食事お昼寝とそれぞれ苦手な場面で泣いたり怒ったりと、いつもニコニコ楽しいばかりではありませんが、毎日一緒に過ごすクラスの保育者を頼りにたくさんの葛藤をしながら乗り越えています。お昼寝が始まってからお母さんと離れるときに泣くようになったA君。じわりじわりと近づいてくるお昼寝の時間への不安を打ち消すかのように食事くらいから「ママくる?」と確認しています。時には食事前から、時には着替えから泣き始めますが、ある日着替えの時には泣いていたのに布団に入るタイミングでぱたりと泣き止みました。先が見通せるようになるとお昼寝を想像して泣いてしまいますが、先を見通せるからこそ“お昼寝が終わればママがくる”と頑張れるようにもなります。毎日の繰り返しの中で育まれる力です。泣いたり泣かなかったりともう少し繰り返していくと思いますが“頑張っているね。いつもみているよ”というたくさんのエールを送りながら、見守っていきたいと思っています。               (M)