残暑お見舞い申し上げます
二十四節気では「処暑」という時期になりました。暑さがおさまり、日中は暑くても朝晩は涼しくなる頃だそうです。と言っても今年もまだ暑さはおさまりそうもありませんね。新型コロナウィルス対策でマスク着用が日常化される中での熱中症にも気を付けなければなりません。子どもたちだけでなく私たち大人も適度な休息をとりながら心と体に優しく過ごしていきましょう。
夏休み前、感染対策を講じた上で合同の職員会議を行ないました。午前中は各事業所からダウン症・自閉スペクトラム症・発達障害の子どもたちに対してどのような支援をしているかや今後の課題などの報告をし、午後の少人数のグループワークではそれぞれのクラスで取り組んでいること、職員間の連携、遊びの大切さなどを確認しました。子どもたちだけでなく保護者の皆様も安心して通える親子教室であり続けるために、今後も職員一同学びを深めてまいります。
10日程の夏休みを終え、各教室に元気な子どもたちの声が戻ってきました。「こうえんでセミをつかまえた」「ベランダでみずあそびをした」など嬉しそうに報告してくれる子どもたち。小学生クラスでは「宿題が終わらない!」「出かけてないから1行日記が書けない…」という声も耳にしました。悩みながらも「今」を一生懸命に過ごしている姿を知ることができ、今まで以上に応援したい気持ちが大きくなりました。
第3親子教室の母子クラスでは、今年も2軒隣にあるのびのび福祉会の駐車場をお借りして水遊びをしています。人数分のタライを用意し、水鉄砲やジョウロで全身ずぶ濡れになって楽しんでいます。水遊びが始まった頃はいつもの公園と逆方向に進むことに抵抗があった子たちも、今では「お水で遊ぶよ」と声をかけると(あの楽しい時間だ!)というように手にしていたおもちゃを置き玄関に一目散!!くり返し行なうことで見通しが立ち、行動に移せるようになってきました。 もうしばらく暑さが続きそうですが、水遊びでキラキラ輝く子どもたちの笑顔が見られるので悪いことばかりではないなぁと感じています。日常の中にある「少しの幸せ」を感じながら、この時期も皆で乗り越えていけるよう願っています。