記録的な短い梅雨が明けて暑い日が続いています。まだ暑さに慣れていないこの時期熱中症には十分気を付けていきましょう。
少しずつ少なくなってきたとは言え、感染が続いている新型コロナの状況下ですが、感染対策を取り、6月3日特定非営利活動法人子育て支援おやこの総会を開催いたしました。
乳幼児親子教室の移転問題と設立当初からの職員の高齢化に伴う次世代育成など、今回の総会はさらなる充実・発展するための節目の総会にしようと理事長から話がありました。
絵本の「おおきなかぶ」と「てぶくろ」に学ぶということで「おおきなかぶ」はロシア民話、「てぶくろ」はウクライナ民話です。この2冊は「みんなが力を合わせて仲よく生活する」「共存・共生と助け合い」を主題にしています。毎日のように報道されている惨状に目を覆いたくなりますが、理事長が指導されていた小学生の作文を添えられて、平和の尊さをお話しくださいました。
学芸会で「てぶくろ」を演じたときの感想に
「…略 ぼくは、みんなの心が1コになったと思いました。
れんしゅうのときは、なかなかならんでくれなかった。
さいごに、ならんでくれて、みんなの心が1コになりました。」
この物語は、小さい動物から大きい動物まで、てぶくろに入ってきます。「ぼくもいれて」「わたしもいれて」という願いを受け入れ、「窮屈だからダメだ」と誰も言わずに受け入れて、共存・共生しているのです。みんなの心が1コになったと感じた文に大切なことを教わりました。平和な世の中だからこそ今の生活ができることを感じています。
保護者からは、「一日支援をしてくれる親子教室をもっと多くの人に知ってもらいたい」「小学生になっても通えるところになってほしい」「友達に関心が出てきた」「保護者の意見を聞く場を多くとってほしい」「世の中にはいろんな人がいることをわかってほしい」などの意見が出ました。これからの親子教室については引き続き話し合っていきたいと思います。また物件探しも行っていきます。
戸外活動や保護者会など少しずつ始めています。子どもたちの毎日が充実して、体験を広げていけるよう、また保護者の方たちも話すことによってつながりを深めていただけるとよいと思っています。 (N)